全長207cm、幅134cmの県下最大の石棺仏
玉野町の松林の峠道にひっそりと佇み、行きかう旅人に多くのやすらぎを与えてきた3基の大きな石棺仏があり、北条町にある五百羅漢石仏と同様に加西市を代表する石仏の一つといえます。
3基ある石棺仏の内、一番手前にあるものは、全長207cm、幅134cmの県下最大の石棺仏と云われており、家型石棺の蓋石で地上の見えるところでは周りに5つの縄掛け石も確認することができます。
中央には印を結んだ阿弥陀如来が彫られており、約700年前の南北朝時代に造られた当時を思い浮かべることができます。