奥山寺
"紅葉が美しい国正町の奥山"
市内で最も紅葉が美しいと言われる国正町の奥山寺は、山すその地蔵院から本堂へ上る急な石段(145段)の両側に、楓の大木が並んで見えます。
地蔵院の屋根を背景に浮き上がる真っ赤な楓の葉が美しく、紅葉シーズンには毎年、市外からもカメラマンが押しかけています。
青嶺山奥山寺は白雉元年(650)法道仙人の開基と伝える寺院です。七堂伽藍の備わった寺院で、姿のよい多宝塔(県指定文化財)を持つことで有名です。
寺記によると、昔、高麗の恵便法師が仏教を広めるために渡来しましたが、人々は理解しませんでした。そこで、この谷に入り聖徳太子の像を作り安置しました。
その後、白雉元年(650)法道仙人がインドより飛来したとき、瑞雲がたなびくのを見て、この谷に入ったところ、聖徳太子の像を見つけました。その時、老人のお告げで建てたのが奥山寺です。
春は桜、秋は紅葉が美しく、四季の花豊かな山あいのお寺です。裏山に四国八十八か所の石祠(せきし)が並んでおり、毎月21日は弘法大師供養が行われます。
奥山寺
所在地・住所 | 兵庫県加西市国正町15 |
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アクセス | 中国自動車道加西ICを出て右折、満久交差点を右折直進。国正町公民館を左折し途中看板を右折現地。 |