北条の宿

"江戸時代から続く、京・大阪への街道"

北条の宿(ほうじょうのしゅく)は、1200年以上前に建立された住吉神社、酒見寺(さがみじ)の門前町として栄えてきました。戦国時代に小谷城主であった赤松氏が「古市場」を開いたことから、『田舎なれども北条は都、月に六斎(回)市が立つ』と謳われるほどに繁栄し、江戸時代には京都と出雲を結ぶ東西の街道に南北の街道が集まる交通の要衝にある宿場町として栄えました。
現在でも、住吉神社や酒見寺の周辺の門前町、そして旧街道沿いには当時の繁栄をもとに多くの商家が贅を競って趣向を凝らした家屋やその面影(卯建、虫籠窓、鏝絵、出桁造り等)を随所に見ることができ、散策の道として楽しめます。


国指定文化財:酒見寺多宝塔

国登録文化財:高井家住宅、水田家住宅、大信寺本堂

県指定文化財:酒見寺鐘楼、五百羅漢、住吉神社

市指定文化財:酒見寺楼門、住吉神社幣殿・粟島神社、酒見寺建造物群

北条の宿

所在地・住所北条町旧市街地 指定文化財
TEL0790-42-8823(加西市観光案内所)