古法華寺

"日本最古の石仏"

寺の本尊は浮彫如来三尊像で、白鳳時代のものです。
古法華寺には日本最古といわれる国重要文化財の石仏が納められているので、拝観を希望される方は事前予約をお願いします。古法華寺の裏手には笠松山登山口もあります。

古法華寺

所在地・住所兵庫県加西市西長町1096(古法華自然公園内)
TEL0790-42-8823(加西市観光案内所)

春祭り

# 古式ゆかしい衣装の巫女や山伏による神事

白鳳時代に造られた日本最古の石仏(国指定文化財)の御開帳、神楽(浦安)の舞や、無病息災・家内安全を祈願しての大護摩供養など古式ゆかしい衣装の巫女や山伏による神事が実施されます。

開催時期毎年4月第2日曜日

浮彫三尊仏龕(国重要文化財)

# 約1300年前の白鳳時代に彫られた石造彫刻

古法華に収蔵されている浮彫三尊仏龕(通称:古法華石仏)は、今をさかのぼること約1300年前の白鳳時代に彫られた石造彫刻。わが国最古の石仏で国重要文化財に指定されています。

中央には如来倚像、その左右には菩薩像、三重塔が彫られています。如来倚像の面部には、人為的に削られた跡があります。真相は定かではありませんが、先人ははやる病や続く戦乱の世を嘆き、如来像の面部を削り食すことで幸せな世の中を祈念したと伝えられています。また、収蔵庫と隣接する石彫アトリエ館では、石彫り体験も可能です。

【石彫り体験】
[拝観料] 200円(1週間前までに要予約)
[石彫体験について申込先] 0790-42-8823(加西市観光案内所)
[場所] 古法華自然公園内石彫アトリエ館
[料金] 13,000円(石代、講師代、工具代) 備考:石仏完成まで通常4~5日必要です。(要予約: 指導員と工程計画を立てます)完成した石仏は、アトリエ館周辺で祀ることも、記念に持ち帰ることも可能です。

古法華寺のマップ