小谷城跡と「北条の宿」散策コース
"新日本歩く道紀行100選認定"
北条町駅を出発し、標高218mの山上にある小谷城跡を目指す約6kmのコースです。道中には五百羅漢や北条の宿、横尾街道などのスポットがあります。
総距離
6km
所要時間
2時間
このコースで訪れるスポット
コースルート
3酒見時
しばらく町並みを楽しみながら歩いていると、右手に酒見寺の門が見えてきます。この門は市から文化財指定を受けており、色彩を失ってはいますが装飾も見事です。また酒見寺の屋根瓦や灯籠に見られる「三つ葉葵」の紋は、徳川家との深い関係を示しています。
4多宝塔
門を潜ると、右側に国の重要文化財指定を受けている多宝塔が姿を現します。一層目の屋根は本瓦葺、二層目は桧皮葺という珍しい様式で、極彩色で描かれた装飾文様からは品格が漂います。他にも本堂や鐘楼など見所が満載なので、ぜひ時間をかけてご覧ください。
6五百羅漢
グラウンドを過ぎると右側に五百羅漢で有名な羅漢寺があります。「いつ、誰が、何のために」造ったか分からないとされてきた五百羅漢ですが、市の調査により徐々に解明されようとしています。表情の異なる石仏に、誰かの面影を探してみて下さい。
7五輪塔
五百羅漢を見終えたら右折を繰り返し、羅漢寺の塀に沿って歩きます。車道に出たら左折し、そのまま進んで中国自動車道の高架下を潜り、左に曲がりましょう。次の3つの分かれ道では真ん中の道を進みます。公会堂を過ぎた先のY字路で右に入れば、竹薮の終わりに「五輪塔」の標識があります。製作所の裏手を通っていくと五輪塔に到着です。
13大信寺
元の道に戻り、次のカーブミラーのある交差点で右折したら、来る時に通った中国自動車道の高架下まで進みます。高架を潜って、そのまま直進です。小学校とグラウンドを過ぎ、2つ目の曲がり角を右折して細い路地に入っていくと、奥に大信寺があります。鐘楼を抜けて正面にある本堂は、国の登録有形文化財に選ばれています。
15水田家住宅
出雲大社を出たら左にまっすぐ進みます。角に大日堂のある交差点を横断し、カーブを道なりに進んでいくと、宿場町であった頃からの面影を残す横尾街道に到着です。歴史ある街並みを楽しんで下さい。国の登録有形文化財などにも指定されている「水田家住宅」は、憩いの場としても開放されています。