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山城跡で味わう、歴史とハイキングの魅力
加西市の山城跡特集
新しい年が明けて、早くも半月が経ちましたね。
本年も変わらぬお付き合いをよろしくお願いいたします。
さて、2024年9月発行の「ぶらっと加西」で「加西アルプス」を特集しました。その記事の中に「善防師城跡」という山城跡を紹介しましたが、みなさん覚えていますでしょうか?
「善防師城」は1441年に起こった「嘉吉の乱(かきつのらん)」で落城しました。現在は善防山の頂上で山城の名残を感じることができます。
このような歴史深い山城跡が、加西市にはいくつかあります。
今回はその中から「小谷城跡」と「山下城跡」を紹介します!
最後までご覧ください!
01. ひと汗かいて辿り着く戦国の頂『小谷城跡』(北条町)
最初にご紹介するのは「小谷城跡」
北条町駅から在郷町として栄えた、旧市街地を抜け、徒歩30分ほどで小谷城跡登山口へ到着します。
登山口近くにある「小谷区公民館」の駐車場も利用できるため、車でもお越しいただくことができます!

今日はこちらに登ります!

車でお越しの際は目印にしてください。
標高218m。善防師城跡がある善防山(標高251m)よりは低いですが、いったいどのような山道が待ち受けているのでしょうか。今回はスタッフ2名で登っています。
ちなみに、日頃運動不足の私ですが、一昨年加西アルプスを踏破したので、登る前は「これくらいなら余裕でしょ」と思っていました(笑)

今回は遊歩道の登山口から登っていきます。
遊歩道入り口から少し歩いて民家を抜けると山のふもとに「陽松寺」があります。登山口へ行くにはこのお寺の横を通って進んでいきます。

山道入り口付近には赤松祐尚の追善墓や家臣のお墓もありました。


登山口に到着し、山に登っていきましょう!
山道は小谷城跡保存会の皆様がきれいに整備されています。
初めは「楽勝♪楽勝♪」と意気揚々と登っていきました。
しかし・・・。
登り始めて約5分。少しずつ遅れはじめ、いつの間にか女性スタッフとの距離が・・・。
初めの余裕はどこへやら・・・。
すでに登り始めたことを後悔し始めています(´;ω;`)ウッ…

登山から開始20分。整備された山道で歩きやすく、少し急勾配なところもありましたが、無事に頂上到着です!
頂上から見る加西の市街地は絶景でした!
赤松家はここから加西の村を眺めていたんでしょうね~
頂上からは、天気が良ければ明石海峡大橋や淡路島まで見えるそうです!
この日は、明石海峡大橋を見ることができました。

少し城主になった気分で眺めていました。

頂上には本丸跡があります。
小谷城は室町時代の山城で、同時代中期、1441年に赤松満祐(あかまつ みつすけ)が起こした「嘉吉の乱(かきつのらん)」により山名氏によって討伐され滅亡した赤松直操(あかまつ なおもち)の居城でした。
一度落城した山城でしたが、1542年に赤松祐尚により再建されました。現在の陽松寺の建立や住吉神社の改築や酒見寺も寄進、市場の開設など数多くの善政を行い、領民からも慕われていたそうです。

小谷城跡には御城印があります。羅漢寺(五百羅漢)にて販売していますので、登頂記念に、是非ご購入ください!
駅から歩いてもよし、レンタサイクルで向かうのもよし!
是非チャレンジしてみてください!
| アクセス | 電車:北条鉄道北条町駅を下車後徒歩30分 車 :中国自動車道から西へ10分 |
02. 気軽に登れる戦国の山『山下城跡』(山下町)
次に紹介するのは山下城跡。
最寄り駅から少し距離がありますが、北条鉄道播磨横田駅、または、長駅から約3km離れたところにあります。

遊歩道の近くにある常行院の門前には案内板があります。
また、遊歩道への道標看板も設置されているので、初めてでも安心です。

山下城跡や周辺の案内も書かれています。

看板から150m歩いた先に遊歩道の入り口があります。
予想以上に大変だった小谷城跡と比べると、かなり余裕をもって登れそうです♪

山下城跡へ登る道も、地元の山下城跡周辺保存会の皆様によって、きれいに整備されているため歩きやすくなっています。

歩いてすぐに頂上も見えるので、ルンルン気分で登りました!
歩き始めて10分もたたずに、二ノ丸に到着します!
ちなみに、二ノ丸は本丸(城主の居住地や政治を行う場所)を囲み、守るという重要な役割がなされていた場所だそうです。本丸を攻めるには、必ずここを通らないといけません。

本丸(頂上)に到着しました!標高は高くありませんが、前が開けているので風景を楽しむことができます。
また東屋もあるので一休みもできます。


山下城は「浦上久松(うらがみひさまつ)」の居城であるとされています。1532年ごろに築城され、1578年ごろまでは機能していたものと考えられるそうです!
戦国時代には珍しい「平山城」で、頂上には山下城跡の想定復元図や詳細が記載されている看板も設置されています。

当時はとても大規模な場所だったんですねぇ~
山下城跡にも御城印があります。こちらは近くの常行院と北条鉄道北条町駅にある加西市観光案内所で販売しています。

低山でお気軽ハイキング♪頂上の東屋で山下城の歴史に思いをはせるのも素敵ですね。
加西市の隠れスポットにぜひお越しください!
| アクセス | 電車:北条鉄道長駅もしくは播磨横田駅を下車後徒歩40分 |
03. 各山城の御城印について
記事の中でも少し触れましたが、一昨年に紹介した「善防師城」、そして今回紹介した「小谷城跡」、「山下城跡」には御城印があります。
御朱印の“お城バージョン”で城名を中心に、ゆかりのある家紋やモチーフをデザインしたオリジナル仕様です!
「ここに来たよ!」という思い出を形に残せる、ちょっと特別な一枚です。



山城跡を見て回ったあとに手に取る御城印は、登頂記念にもぴったり。
集める楽しさもあるので、御城印デビューにもおすすめです。(御城印は姫路城など多くのお城などで販売されています。)
御城印は下記の販売所で販売中。(300円/枚)
またオリジナルの御城印帳も加西市観光案内所にて販売しています。(1,500円/冊)
ぜひ登頂記念にご購入してみてください!
■御城印販売場所
| 小谷城跡 | 羅漢寺(加西市北条町北条1293) |
| 山下城跡 | 常行院(加西市山下町1394) 加西市観光案内所(加西市北条町北条28-2北条鉄道北条町駅待合室内) |
| 善防師城跡 | café FLAT(加西市中西町114-1)※定休日:月・火曜日 |
04. まとめ
今回は加西市に残る2つの山城跡を紹介しました!
善防山については「ぶらっと加西2024 秋号」で紹介しているので下記リンクからご覧ください!
「ぶらっと加西2024 秋号」
歩いて登った分だけ景色が広がり、山城の歴史を感じることができます。
ただの山歩きだけでなく、小さな発見の旅に出かけてみませんか。
作成・編集:(一社)加西市観光協会 山崎👓
