楽法寺

"戦国の歴史と祈りが息づく寺"

楽法寺は戦国の武将赤松氏と何らかの関わりがあったと伝えられています。
赤松氏は戦国時代にかけて播磨地方に強い勢力を持ち、小谷城を始め各地に城を築いています。
赤松氏の王子為重卿(ためしげきょう)の手により最初は現加西市大内町に建堂されました。
最初の寺名は赤松山浄正寺と呼ばれ、為重卿が病に倒れた際、安置していた清水観音を信仰して治まったことから、別名清水寺とも呼ばれていました。
その後善称寺と寺名が変わっていきましたが、戦乱などで衰退していきます。
そして、承応元年(1652 年)今から約350 年前に現在のこの地に移築し、本尊釈迦牟尼仏を安置し、姫路景福寺第十四世然室尖廓大和尚を招き、天台宗から曹洞宗に改めて楽法寺と称し今日に至っています。
加西西国霊場第一番札所。

楽法寺

所在地・住所兵庫県加西市北条町横尾3
TEL0790-42-0293

秋彼岸万灯会

# 感謝と懺悔の光を灯す

私たちに生命と今日の繁栄を与えてくださったご先祖さまに感謝し、日々の罪障を懺悔して、清らかな心で灯明を仏様にお供えする法会のことです。
平成19年度より、新たに本堂内に約500個のローソクと境内に約300個のあんどんが並び、秋彼岸万灯会の法要が行われています。
縁日、子供献灯が行われ約500人を超える参拝客でにぎわいます。
毎年行なわれ、宗教、宗派を超えた地域参加型のイベント法要として、新たな歴史を刻みます。

楽法寺のマップ