古法華に収蔵されている浮彫三尊仏龕(通称:古法華石仏)は、今をさかのぼること約1300年前の白鳳時代に彫られた石造彫刻。わが国最古の石仏で国重要文化財に指定されています。
中央には如来倚像、その左右には菩薩像、三重塔が彫られています。如来倚像の面部には、人為的に削られた跡があります。真相は定かではありませんが、先人ははやる病や続く戦乱の世を嘆き、如来像の面部を削り食すことで幸せな世の中を祈念したと伝えられています。また、収蔵庫と隣接する石彫アトリエ館では、石彫り体験も可能です。
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