国指定文化財:酒見寺多宝塔 県指定文化財:酒見寺鐘楼、酒見寺梵鐘 市指定文化財:酒見寺楼門
酒見寺は、天平17年(745)に行基がこの地を訪れ、酒見明神の神託により伽藍を建立したことに始まると伝える古刹です。 境内には、山門や引声堂、地蔵堂、多宝塔、新観音堂、本堂、鐘楼などが並んでいます。 多宝塔は、寛文2年(1662)に建てられ、塔内に大日如来を安置しています。また、屋根の上重が桧皮葺、下重が瓦葺という珍しい様式で、全体に装飾文様を極彩色で描いており、全国でもっとも美しい多宝塔と云われています。