加西市観光まちづくり協会
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網引駅スタート

abiki station start

古刹周遍寺とあびき湿原散策コース

網引駅を出発して周遍寺とあびき湿原を巡る、約10kmのコースです。道中には石棺仏や古墳、播磨国風土記に登場する糠塚山などのスポットがあります。

風土記ハイキングマップNo.7(PDF)ダウンロード 

風土記ハイキングマップNo.12(PDF)ダウンロード 

  • 網引駅に到着したら、ぜひ駅舎内にある「まちライブラリー」も覗いてみて下さい。もしかすると運命的な本との出会いがあるかもしれませんよ。そしてこれから向かう先にも「まちライブラリー」のある場所があります。それは一体どこなのか、楽しみにしつつ散策を始めましょう。

  • まずは網引駅横の踏切を渡り、下里川を目指します。網引橋から西を望むと、山頂がひょっこりと突き出た善防山も見えています。橋を渡り終えたら、しばらくは川沿いを道なりに進みます。

  • 道が交差するポイントで右折し、右前方に見える入り口から散策路へと入っていきます。テニスコートの角で左に曲がり、次のT字路で右折して加西南産業団地の中を抜けます。

  • 突き当たりの二車線道路を右に進み、左手に旧道に入る道が見えたら、車に気をつけて横断しましょう。旧道をしばらく歩き、道が林の中へと続く手前、右手方向に不動ノ尾石棺仏があります。

  • 草が刈られていれば分かりやすいですが、時期によっては雑草に埋もれている場合もあり、見つけるのに苦労します。目印は右手にある小さな立て看板と、少しだけ舗装された脇道です。脇道を入ればすぐ右に立っているので探してみて下さい。

  • 旧道を二車線道路まで戻ったら右折し、南網引交差点まで歩きます。交差点を右に進んで周遍寺を目指しましょう。(あびき湿原だけを周りたい場合は直進して下さい。)しばらくすると周遍寺の標識があるので右に曲がり、急な坂道を登っていきます。

  • 長い坂を登り切り、周遍寺の石段を上がっていくと、そこに待っているのは素晴らしい眺望です。すっきりと晴れた日には遥か明石海峡大橋まで見渡せます。そしてこの展望所内に「まちライブラリー」があります。眺望を楽しみながらの読書というのもオツなものです。

  • 周遍寺は白雉2年(651年)法道仙人によって創建されましたが、天正6年(1578年)羽柴秀吉軍の兵火にかかり伽藍を消失しました。現在残っている本堂や開山堂などは、天和2年(1682年)に再興されたものです。

  • 境内の横から本堂の裏にかけては、四国八十八か所札所巡りを模してお地蔵さんが祀られています。本堂のすぐ裏に立っている石造多層塔は、天和2年の再興を手がけた高田六郎右衛門の寄進によるものです。

  • 周遍寺の奥には真新しい鳥居の並ぶ稲荷神社があります。石段を上った先にはベンチも用意されており、ここからの眺めも良好です。見所の多い周遍寺を一通り楽しんだら、次の目的地に向けて出発しましょう。

  • 来た道を南網引交差点まで戻ります。右折して信号を渡った先にあるのが大師堂です。そのまま道なりに進み、集落に向かって歩いていきます。

  • 少しすると右手に住吉神社の鳥居が見えてきます。畑に面して立つ姿が素朴で良い雰囲気です。

  • 鳥居の前を通り過ぎ、カーブに沿って歩いていくと池に辿り着きます。後ろを振り返った山裾のあたり、こちらを向いて祀られているのが地蔵半跏像石棺仏です。少し奥まっているので見落とさないよう探してみて下さい。

  • 鳥居まで戻り、右折して橋を渡ったら右方向へと進んでいきます。あびき湿原の案内板からしばらく道なりに歩くと、防護柵で保護された入り口があるので、解錠して入ってください。施錠もお忘れなく。すぐ右手には古墳と連理の枝を持つ樹があります。

  • 森の中を抜けていくと小川があり、靴底を洗うためのブラシが用意されています。種の持ち込みを防止するためですので、必ず念入りに洗って下さい。

  • あびき湿原内にはいくつかのエリアがあり、それぞれが防護柵で囲まれています。入る際は入り口の扉に結び付けられた紐を解き、結び直して扉が開かないようにしてから観察に移って下さい。

  • あびき湿原では初夏から秋口にかけて、多彩な植物や珍しい昆虫を月替わりのように観察できます。特に体長2cmのハッチョウトンボや、ヒメヒカゲ、タイコウチは湿原の三種の神器と言われ、同時に見られる湿原は全国的にも少ないです。

  • その他にもトウカイコモウセンゴケやカキラン、季節が変わればトキソウやサギソウ、ノハナショウブの群生も見られます。貴重で繊細な湿原だからこそ「持ち出さない、持ち込まない、踏み込まない」のルールをしっかりと守って観察しましょう。

  • あびき湿原を出たら再び南網引交差点まで戻ります。横断して右折し自転車道を進みましょう。緩い坂の頂上を越えたあたり、左の土手奥にハメ塚石棺仏があります。

  • 坂を下り、今度は県道79号線沿いを車に注意しながら南網引交差点方向に進みます。車道に面して口を開いているのが状覚山2号墳です。石室は完全な形で残っています。

  • 引き返して自転車道に戻り、そのまま歩を進めると右手に小高い山が見えてきます。これが糠塚山で、播磨国風土記に登場する糠岡と同一であると考えられています。

  • 糠塚山が正面に見える道を進むと、小川を越えた右手に丘があり、その頂上部に糠塚古墳の巨石が横たわっています。そのまま集落を散策するなら、公会堂近くにある「ひぇ〜の火見櫓」や、千鳥破風のある石造りの祠の中に石を祀った謎多き「おもっさん」が見所です。ぜひ探してみて下さい。

  • 再び自転車道に戻り、万願寺川に向かって歩きます。原橋を渡り終えたら左折し、2つ目の角を曲がると姿を表すのが、高さ約2mの河童封じのお地蔵さんです。お参りを終えたら線路に向かって進みましょう。

  • 線路沿いに歩き踏切を渡れば網引駅に到着です。近くには地元農家さんが作る野菜や卵が買える直売所もあります。いずれも滋味あふれるものばかり。お土産にいかがですか?長距離の散策、お疲れ様でした。