ミズトラノオ

"絶滅が危惧される紫色の可憐な花"

ミズトラノオは水辺に生える多年草で、朝鮮半島から本州・四国・九州に分布していましたが、自生地の開発や環境変化によって日本では絶滅危惧種に指定されています。
かつては、県下各地で多数見られましたが、池の堤の改修や水を抜く習慣がなくなるなどの環境の変化で激減しています。
そんなミズトラノオが、今でも多数自生している加西市。絶滅危惧種ということもあり、生育場所の公開はしていません。

水場にひっそりと咲くミズトラノオを見つけた際は、やさしく見守ってあげましょう。

~話したくなる豆知識~ 名前の由来は?
ミズトラノオは、水辺にひっそりと咲く紅紫色の花をつけます。
その姿が「虎のしっぽ」に似ていることから『水辺に咲くトラのシッポ』という意味で、『ミズトラノオ』と名づけられたそうです。

ミズトラノオ

所在地・住所加西市内
開催時期8月~9月